TXTvol1.2「ID」
高橋悠也さん脚本の「ID」観劇して来ました!
自分とはいったい何者か。
何が自分か。
自分であることがどういうことか。
そんなIDを今回観劇して考えさせられました。
理性側が感情側を支配している物語。理性と感情でキャラクターが分かれている。そして理性と感情を一人二役でほとんどの役者が演じている!
理性と感情は相対的な立ち位置で、真逆のキャラクター性を演じれているのは、えげつないことです。
中盤のモニターに言葉を映し、ラップみたいな感じでセリフを言うシーンは素敵な演出だと思いました。
感情の擬人化と、理性の擬人化の対立の構造はまるで人間の中身で起こっているよう。それでいて、どこまでも人間社会の皮肉さが浮き彫りになっている作品だと思いました。
自分を証明する情報がない人間たちが、地位や名誉の獲得に向かって進もうとしてる姿、感情同士のぶつかり合い、理性同士のぶつかり合いはシンプルに感動。そしてその激動する姿に僕も見習わなければならないなと肝に銘じました。
行動こそが自分自身の証明。IDと言われるものがなんなのか、これが現時点の僕の答えです。
今の僕には地位や名誉、ましてや自分自身の証明するものなんてありません。でもやりたいこと、挑戦したいことがたくさんあります。ちなみにこのブログもその一つです。
いつか、あなたは何者ですか?と質問をされた時にこう答えられるようになりたいです。
今までやって来たこと、挑戦したこと、その行動してきた軌跡が自分自身(ID)だと。
誇りを持って言いたいと思ったサイトーーでした。
また明日!!