サイトーーのブログ

要するに自己紹介的な感じなブログです

SAVE THE CAT (4)構成

4 構成

 

構成の仕方は絶対に習得しなければならないテクニック!

 

ブレイクの構成用テンプレート

ブレイク・スナイダー・ビート・シート(BS2)

1つの海に15の島を配置するようなイメージ

今回は例で110ページの脚本

短くても長くても、大体同じくらいのタイミング

()内の数字はビートが起こるページ数

 

あくまでも一例です。

 

1 オープニングイメージ(1)

作品の全体スタイル、雰囲気の設定、ジャンル、スケール、主人公の紹介

 

2 テーマの提示(5)

必ず「テーマについて」主張

主人公はこの時点ではっきりは理解していない。のちに理解することになる

 

3 セットアップ(1〜10)

ストーリー、テーマ、目的の設定。

登場人物の特徴、のちの問題の原因となる行動の提示、そして主人公が最後に勝つためには、どのように変化するべきかの提示。なので主人公の足りないものをしっかりと見せる!

 

4きっかけ(12)

 セットアップでは世界がどんなものかを観客に伝え、きっかけではその世界をぶっ潰すのだ!どかーんっと!!!冒険や旅が終わる頃には、、そのきっかけによって主人公は幸せにたどり着く。

 

5 悩みのとき(12〜25)

よく考えるための時間。そんなことできるわけない!って主人公が言う最後のチャンスだ!しっかり葛藤をさせる。主人公はきちんと答えを出して、自信を持って前進できる。とにかく何かしらの疑問を抱くこと!

 

6 第一ターニングポイント(25)

このページでは何かが起きなければいけない!ようは1幕と2幕の境目。古い世界を出て正反対の世界に進む瞬間。あまりにも世界が違うため、自らの選択で、自らの意志で出発しなきゃいけない。それが主人公ってもの。

 

7 サブプロット(30)

ちょっとした場面転換であり、新たな視点から捉えた面プロット。まだ紹介されていない人物を登場させる事がある。第一幕の世界の登場人物とは正反対になることが多いい。

 

8 お楽しみ(30〜55)

最終ゴールを少し外れて、観客に対するお約束の場面を見る場所。他のセクションに比べてトーンが軽い。

 

9 ミッドポイント(55)

お楽しみは終わり、元のストーリーに戻る。物語は前半と後半に分かれ、その中間点に当たる。主人公はここで見せかけの絶好調・絶不調にになる。主人公は望むもの全てを手に入れた気になり、それは一時的な勝利・敗北。まだまだこれから本物教訓を学ばなきゃならない。この時点では全て素晴らしく見えるだけの話

 

10 迫り来る悪い奴ら(55〜75)

わるいやつらが再び一致団結し、パワーアップして主人公に迫ってくる。悪い奴らは諦めちゃいけない。主人公には助けを求める場所はない。自力で乗り切るしかない!

 

11 全てを失って(75)

主人公はみせかけの絶不調になる。主人公の人生がめちゃくちゃになったように見せる。

さらに死の気配を加える。死を象徴するようなものが提示されると、ここのビートのインパクトが増し、観客の心を揺り動かせる。

 

12 心の暗闇(75〜85)

主人公は深く考え心の奥底を探る。徹底的に打ちのめされて、解決法を見出す。本当に重要な教訓を悟る。

 

13 第二ターニングポイント(85

これまでに解決策、勝利の方法を実行する!

 

14 フィナーレ(85〜110)

結末、全てのまとめ。本当に良かったと満足するためには、悪い奴らは一掃されなきゃいけない。主人公が勝利しただけじゃじゃない。世界を変えなきゃいけない。

 

15 ファイナルイメージ(110)

オープニングイメージと対のブロック。本物の変化を起きたことを見せる。

もしうまく作れなかったら、おそらく二幕の積み上げが足りない。

 

 

各ビートを埋めるために1、2行の説明を埋めていく。ここにまとめられないと、アイデアがまだ明確ではないということ。