サイトーーのブログ

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僕から見た「ゴールドマウンテン」

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お疲れ様です!

サイトーーです!!

作・演 川尻恵太さんの「ゴールドマウンテン」観劇してきました!

1回目は配信、2回目は桟敷席、3回目は指定席で、様々な視点で見れて、何度見ても発見だらけの演劇!

 

座組の皆さま、千秋楽まで本当にお疲れさまでした!!

 

 

20年間もあり目まぐるしい展開に、無茶苦茶でいろんなオマージュ?みたいなものがあったり、メッセージのようなのがあったり、なんだか背中を押してくれるようなものがあったり、しかもアドリブ満載だし、ジェットコースターみたいな内容!バラバラに散りばめられたものが最後には一つの線で繋がる、もはや人生そのもの。

 

いやー

ほんとにおもしろかった!!!!😭😭😭

 

 

 

観劇したきっかけは推しの小山百代さんです☺️

2年前に小山さんも出演されていた、作・演 川尻さんの舞台「タイプ」をきっかけに川尻さんの世界に触れました。内容については特に触れませんが、衝撃的ですごい世界観でした。

そのこともあって、川尻さんの世界をまた触れたいと思い観劇しました。

 

 

 

 

 

初めて桟敷席で観劇しました。桟敷席ってなんぞや😱っと思うかもしれませんが、僕もそうでした。桟敷席は椅子に座るのではなく、床に割る席のことです。舞台で床に座って見る経験がなく前方の席と言うこともあり、気になりまくった挙句桟敷席に。

そしてその桟敷席を設けることに意味があり亜空間を作り出せることです。(は?)😳

見てないとわけわかんないと思いますが、そう言うことです!見てる人だったらわかります。そんな新鮮な気持ちで観劇できた桟敷席でした。

 

 

 

 

 

・大人に成るということ=未来に向けて準備をすること

処女でも童貞でも大人になれる!なってしまう!とおじさんに言われ、清太が酷く絶望してしまうシーンがありました。わかるわー😱

成人を迎えたら大人として扱われる、扱われてしまうという感じに僕は解釈しました。

時間は待ってくれないし、妄想して過ぎ去ってくのを待っているだけじゃなにも変えられない。そんな時間の使い方では年齢を重ねようが子供のまんま。

でも未来のために将来の自分のために時間を使うことができて、現実を見続けることができれば、それは大人に成るということなのかもしれませんね。

 

 

 

・不格好でもなんでも、やりたいことをやり続けること

清太のやりたいと思ったことをおじさんに背中を押されすぐ行動に移したり、好きになった女の子対してアプローチする姿は、僕も見習わなければならないな。同時に周りが見えなくなり、視野が狭まって夢中になってしまうのは良くはないけど、実際そのくらいでいいのかも。

どれだけダサくても、どれだけ面白くなくても、どれだけうまくいかなくても、トライ&エラーをやり続けられる人は尊敬します。

 

 

・呪い

祈りとは呪いなのかもしれない。また願いも呪いなのかもしれない。この文字が舞台上に映し出された時、身が引き締まるように鳥肌が出ました。

今僕は誰かの期待を背負ったりお願い事をされる立場ではない。でもいつかはこの呪いが付きまとってしまう、向き合える存在にならなければいけないと思い鳥肌が出てしまったのだと思いました。

祈りやお願いなどの、気持ちを込める立場の人からしたら救いなのだろうけど、その気持ちを受け取る側の立場からしたら呪いになってしまう。やりたいことがやらなきゃいけないことに変わってしまうこともまた、呪いになってしまうのかなと個人的に感じました。

 

 

 

・登場人物!!

20年間の物語で登場人物60人以上と前情報として聞いていたのですが、キャストは10人なのにどういうこと?

主人公の清太が札幌に引っ越してから東京に行くまでの20年間に出会った人たちが60人以上ということでした!なるほど〜

それを10人で役を回すなんて😭

場面が変わるたびに人物が変わり、物語の雰囲気、空気も変わっていたので凄すぎる!ほんとに目まぐるしくまるでジェットコースターのよう。

人生というのは様々な人と出会い、いろいろな人の支えがあり自分というものが出来上がっているのだ。っと勝手に解釈させていただきました。🥲

 

 

 

 

 

どこが本当にあった現実でどこが妄想だったのか分からなかったけど、そんなことはどうでも良いのかと思い知らされました。それは舞台の上で起こっている事実には変わりないから。

 

 

誰しも過去に戻りたい、依存してしまうことがあると思います。でもそんな気持ちでは前になんか進めないし、時間は戻せない。

受け入れたくない現実から目を逸らして妄想にすがるなんてしたって時間の無駄。将来はどういう人になってどんなことをしていたいと、未来の自分を想像し続けなければいけないと思い知らされた。

そんな僕から見た「ゴールドマウンテン」でした。

 

 

では!

また明日。